困ったことだ hot potato 2004 6 17
知人が、こんなことを言っていました。
新興市場に、有望な銘柄を見つけたが、恐くて、手が出せない。
どういうことかと聞いてみれば、こういうことです。
下の図を見てください。
これでは、家族で、株式投資ゲームをやっているようなものです。
こういう売り買いの状況では、少し、まとまった「売り」が出ると、
あっという間に、株価が急落してしまいます。
もちろん、逆に、少し、まとまった「買い」が出ると、
あっという間に、株価が急騰してしまいます。
これに対応できるのは、
1日中、画面を見ていられるデイトレーダーだけです。
一般の投資家は、いくら有望な銘柄でも、手が出せないでしょう。
経営者は、株の流動性の向上に努めるべきです。
「うちの株は、短期売買の投資家が対象である」と考えている経営者はいないでしょう。